アンティーク家具を買う前に知っておきたい10のチェックポイント!

今回は、アンティーク家具の購入前に知っておきたい、いくつかのチェックポイントについてご紹介します。アンティーク家具を買う!と決めても、実は不安がいっぱい。アンティーク家具の実用性やサイズ感のこと、どうやって運ぶの?などなど不安を感じる方もいらっしゃると思います。

チェックポイント記事カバー画像

せっかく魅力的なアンティーク家具に出会ったとしても、不安を抱えたままでは気持ちよく購入することはできませんよね。そんな不安を抱えている方に向け、購入時に「チェックしておきたいポイント」を、やさしく解説します。

また、step8~10では、木の美しさを長持ちさせるための、3つの「取り扱い注意点」をご案内します。アンティーク家具は、列記とした天然木で作られているため、設置場所やお手入れ、メンテナンスで気をつけていただきたいことがあることも事実です。

アンティーク家具は、作られてから時間が経っている分、現行品の家具とは違う趣があります。チェックポイントを参考にして、購入前の不安をすっきり解消していただければと思います。

目次

step1. 家具が、玄関・エレベーターを通るかチェック

玄関とエレベーターの画像

購入したアンティーク家具がお家に入らない!なんてことがないように、搬入口となる玄関やエレベーターの入口の大きさを確認しておきましょう。

一般的に、日本の住宅の玄関は、幅:1,000mm~1,600mm、高さ:2,100mm~2,400mm程度、エレベーターの入り口部分は、幅:800mm~1,200mm、高さ:1,800mm~2,100mm程度です。エレベーターの奥行は、4人用の場合、奥行:1,200mm程度、6人用の場合、奥行:1,500mm程度となっています。

あくまで目安ではありますが、購入前に、家具が問題なく入るかチェックしておくと安心できます。玄関やエレベーターよりも家具が大きくて、どうしても入らないという場合には、配送業者との調整のうえ、窓から搬入することも検討しましょう。

step2. 通路と階段を通るかチェック

通路と階段の画像

屋内に搬入できたとして、今度は、家具が通路(廊下)を通るかをチェックしましょう。直線の通路であれば、家具の短手(みじかて)より通路幅が広ければ、問題なく通すことができます。曲がっている通路であれば、家具の長手(ながて)を縦に起こして、回転させながら通すことができます。

階段を通るかチェックする場合は、階段の幅と踊り場の広さをご確認ください。通路と同様に、直線の階段であれば、家具の短手(みじかて)より階段幅が広ければ、どうにか通すことができます。踊り場があるような曲がっている階段であれば、通路と同様に、家具の長手(ながて)を縦に起こして、回転させながら通します。

玄関は通るけれど、通路や階段を通せない場合は、配送業者との調整の上、窓から搬入することも可能です。また、ビューローブックケース、ドレッサー、ミラーバックサイドボードなど、セパレートできるアンティーク家具もありますのでご相談ください。

step3. 椅子とテーブルは高さの関係に注意

アンティーク家具の中でも、テーブルと椅子をご購入の際は、それぞれの高さをチェックすることが重要です。座ってみて天板が高すぎたり低すぎたりすると、想像と違い、心地よく使うことができないからです。

天板椅子の関係説明画像

天板と椅子の高さの差を、専門用語で「差尺」といいます。心地よく使うための差尺は、シーンによって異なりますが、ダイニングテーブルと椅子の場合は、差尺:250mm~300mm程度、低いローテーブルとソファの場合は、差尺:0mm~150mmが妥当といわれています。

アンティークのダイニングテーブルは、天板の高さが740mm程度のものが多いのですが、日本の家具の場合は、700mm程度が多くなっています。椅子のみ西洋アンティークのものを買って市販のテーブルに合わせる場合は、購入前に、心地よく使えるかどうか「差尺」をチェックしておきましょう。

当店のリペア工房では、購入時にテーブルや椅子の脚の長さをカットして、高さを調整することも可能です。持ち込みでのリペアや調整も承っていますので、是非ご相談ください。

THE GLOBE・OLD FRIENDオンラインショップのリペア(修復)について

自社の家具職人がリペアを担当しております。チェアの座面が破れてしまったり、キズがついてしまったりと、アンティーク家具・ヴィンテージ家具の様々なリペアに対応いたしております。お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。

step4. 気持ちよく使うために、部屋の必要寸法をチェック

引き代の関係説明画像

天板と椅子の高さをチェックしたら、テーブルと椅子を置くスペースの「必要寸法」をチェックしておきましょう。テーブルと椅子を使う際に必要な、可動域の寸法や動線もチェックしておくと、ダイニングやリビングで気持ちよい時間を過ごせます。

一般的に、椅子の引き代を含んだ一人当たりの必要寸法は800mm程度といわれています。椅子の後ろを人が通る場合は、最低でも1,100mm程度が必要となります。椅子の後ろに家具や扉がある場合は、開き戸1枚分の寸法が最低限必要となります。

椅子を引いたり人が通ったりすることを想定してコーディネートすれば、心地よい空間を作りだしてくれるはずです。家具の可動域や動線を意識してアンティーク家具をご購入ください。

step5. 扉に取っ手がない家具、開閉は?

取っ手のないアンティークキャビネット、ビューローの画像

慣れ親しんだ家具とはちょっと違った、アンティーク家具ならではの、一見して分かりにくいところをご紹介いたします。安全に使うことに問題ありませんが、「?」な部分を知って、アンティーク家具がより魅力的に映るかもしれません。アンティーク家具特有の楽しみですので、ご参照ください。

鍵を付けて開けることを解説する画像

アンティークのキャビネットやビューローには、取っ手やツマミのない扉が取り付けられていることがあります。このような家具は、備え付けの「鍵」を、ツマミ代わりとして差し込んで開けるんです。

鍵を付けて開けることを解説する画像

鍵を差し込んで回すと錠が開きます。回した鍵は抜けない状態になっているので、鍵を引っ張ることで扉を開くことができます。扉を閉める際は鍵を持って扉を戻し、鍵を回すことで錠を閉めることができます。

個人的な印象ですが、取っ手がない理由は、扉まわりをスッキリさせたかったのだろうと想像します。ショーケースのようなガラスキャビネットでは、中に飾っているモノを惹き立てるために、取っ手を無くしたのかもしれません。木目の美しいウォールナット材やマホガニー材を使った家具も同じで、主役はあくまでも中に飾るものだったのでしょう。

取っ手がない家具は鍵をもって開閉できることをご紹介いたしましたが、肝心の鍵をなくしてしまった時が困りものですよね。当店ではアンティーク家具のリペア工房を備えておりますので、取っ手を含む「金具の取付」や「鍵の作成」も承っております。アンティーク家具の取っ手や鍵でお困りの際は、是非ご相談ください。

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step6. 実用家具として、ちゃんと使えるの?

アンティーク家具を、実際に生活の中で使うにあたり、「安全なの?」「実用的なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。アンティーク家具を購入しようとした場合に、どうしても出てくる不安です。社内にリペア工房を備える当店では、安心して使えるように調整を行った家具を販売、または購入時に調整を承りますので、安心してアンティーク家具をご購入いただけます。

アンティークの椅子って座っても大丈夫?

素敵でイメージ通りだったとしても、「ユーズド」ということからは逃げられないアンティークチェア。現代に受け継がれたアンティーク家具は、無垢材などを使用し、今では贅沢な作りのものが多いのも事実ですが、家具である以上は安全性が気になりますよね。目に見えない構造上の問題を見ないで購入してしまわないように、3つのポイントを押さえた上でご決断することをオススメします。

グラつきやガタつきの確認

アンティーク椅子の画像

4本ある脚のうち、1本でも脚が浮き上がっていてガタガタすることを「ガタつき」、全ての脚が床に着いているのに、全体が揺らぐことを「グラつき」、といいます。ガタつきは接地面の水平のみならず、床の状態にも左右されます。一方、グラつきに関しては、脚まわりの接合部や椅子全体が歪んでいる状態で、安全に使う上で心配がつきまといます。このような時は、一度、分解して部材を組み直し、調整を行うことで軽減させることができます。

引き渡し前に直るの?

アンティーク椅子の画像

当店では、何かしらの事情が無い限り、グラつきやガタつきに関しては、店頭に陳列する前にリペアを施しています。それ以外にも、塗装の剥がれや座面のヘタリといった実用的に問題のある部分は、リペアを済ませてから販売しておりますので、安心してご購入ください。家具によっては、リペアする前の状態で売場に陳列している場合もございますが、ご購入いただく家具については、使用上問題のないリペアを施してから、お引き渡しをしています。

アフターメンテナンスの対応

アンティーク椅子の画像

アンティーク家具を、できるだけ長く使っていただきたい。しかし、購入時には問題が無かった家具でも、使っているうちに不具合が出てきてしまうものです。そんな時は、持ち込み修理にも対応してくれるショップだと安心です。社内に工房を備え、専門の家具職人がいるショップだと、アフターメンテナンスも安心してお願いできます。

当店では、構造上の問題から塗装の修復まで、自社工房で全般的なリペアを承っております。アンティーク家具に不安を感じてしまう方は、是非ご相談ください。

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収納家具として使えるの?

引き出し調整してる画像の画像

お問い合わせの多い、引き出しの実用性についてご紹介します。アンティーク家具が作られた当時は、引き出しにスライドレールやベアリングといった、引き出しやすくする補助金具が存在していませんでした。ですので、引き出し自体の重さや中にしまったものの重量に比例して、引き出す際の力も大きくなってしまいます。女性の方であれば、引き出しを使う際に重さを感じてしまうと、どうしても実用性を低く感じてしまうかもしれません。引き出しの調整であれば、以下のような調整をおこないます。

  1. 引っ掛かりのある部分:カンナで1mm~2mm程度削ることで、摩擦が生じないように調整
  2. 滑りが悪い部分:蝋を塗って滑りを良くする調整
  3. ガタツキがある部分:補強材を取り付けるなど、実用性を高める調整

使いやすいように、状態を確認して各種の調整をおこなっています。

引き出し調整してる画像の画像

当店のリペア工房では、引き出し以外でも、家具や部材に合わせた各種の調整が可能です。家具の購入時以外にも、持ち込みでのリペアや調整も承っておりいますので、是非ご利用ください。

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step7. 可変する家具、どう使えばいいの?

重厚で華美な装飾のイメージが強いアンティーク家具ですが、シーンに合わせて使い方を変えることができる、機能性の高い家具もたくさんあるんです。ギミックのあるものや、天板の幅を変えられるテーブルのように、気の利いた家具を知って、購入時の候補にしても楽しいです。その魅力や使い方をご紹介しますので、参考にしてみてください。

天板の広さを変えられる「ドローリーフテーブル」

ドローリーフテーブルの画像

機能的なしくみのあるアンティーク家具として代表的なのが、こちらのドローリーフテーブルです。天板の両端に内臓されているリーフ部分を引っ張ることで、2人用のテーブルを4人用に広げることができ、多様なシーンでお使いいただけるドローリーフテーブル。家族だけの場合や、急な来客を招く場合といった使い方に合わせるのに、ピッタリのダイニングテーブルです。限られたダイニングルームのスペースを最大限有効に使える、オススメなアンティーク家具ですよ!

「ドローリーフテーブル」の使い方を動画で紹介

ドローリーフテーブルの使い方を動画でご紹介しています。天板の広げ方、狭め方は意外と簡単ですので、機能的なアンティーク家具のある生活をお楽しみください。

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入荷したままの状態です。→ アンティーク家具、ヴィンテージ家具のリペア(修復)について《関連トピックス》◆『大きさを変え…

天板を折り曲げられる「ゲートレッグテーブル」

ゲートレッグテーブルの画像

続いて紹介する可変するアンティーク家具は「ゲートレッグテーブル」です。天板が折りたたみ式になっていて、使わないときはコンパクトに折りたたんで、しまっておくことができます。両方の天板を開いてお客様をおもてなし、両方の天板をたたんで片づけるという、お部屋のスペースを自由に使うことのできる、便利なアンティークテーブルです。ドローリーフテーブルと同様に、便利な機能のあるアンティーク家具として代表的なテーブルです。

広げ方は、折りたたまれている天板を持ち上げて、脚をだして、その天板を支えてあげるだけです。使い勝手がよく、広げ方も簡単ですので、一人暮らしで部屋の広さが限られている方にもオススメの便利なアンティーク家具です。

ゲートレッグテーブルの天板を折りたたんだ状態の画像

こちらは、左右の天板を折りたたんだ状態の画像です。天板も脚もすっきりコンパクトになるので、テーブルとして使わない時はお部屋の隅に、壁際に設置して飾り台のように、コンソールテーブルのように使うこともできるんです。

ゲートレッグテーブルの天板を折りたたんだ状態の画像

天板を片側だけ広げると、このような状態になります。片開きでデスク風に使うこともできます。壁際にしまっている状態でも、片側を開きにして、デスクとして使えるので便利です。

「ゲートレッグテーブル」の使い方を動画で紹介

ゲートレッグテーブルの魅力や使い方を動画でご紹介しています。天板の広げ方、折りたたみ方は意外と簡単です。スペースを有効活用して、シーンに合わせて使えるのでオススメです。

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ゲートレッグテーブルとは天板・脚が門が開くように可動することから、そう呼ばれています。オークの無垢材を使用しており重厚感…

サイドテーブルがビューローに早変わり「ポップアップデスク」

コンソールテーブルがビューローに早変わりするアンティークのポップアップデスク画像

機能を合わせもつ家具の中でも、よりギミックな面白いデスクのご紹介です。一見、普通のビューローのようですが、キャビネット部分が天板の下に格納されている、珍しい仕掛け家具なんです。普段はお花を飾ったりセカンダリーなサイドテーブルとして使い、必要なときだけ天板を開き、さながらライティングデスクとして使えるんです。

コンソールテーブルがビューローに早変わりするアンティークのポップアップデスク画像

画像の左側が、天板を折りたたんでいる状態です。シュガーツイストが可愛らしいシンプルなデザインで、存在感もあり、花台やサイドテーブルとして重宝しそうですね。

画像の右側でご説明しているように、天板を開くと、中にしまわれていたキャビネット部分がニョキニョキと上がってきます。天板に取り付けられた金具がキャビネット部を持ち上げて、連動する仕掛けになっているんですね。デスクにしたときのデスクトップはフェルト敷きで、しっかりとした仕上げも魅力的です。

推定1930年代につくらたこちらの家具、同時の職人さんの遊び心が詰まった、とても珍しいギミックが仕込まれたアンティーク家具です。

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天板を開くとビューローに変わります。イギリスの家具には、からくり的な機能性のあるものがあり、家具を使うのがより楽しくなり…

椅子でもテーブルでも使える、英国伝統の「モンクスベンチ」

椅子として使える状態のモンクスベンチ画像

背もたれがちょっと変わったデザインのこちらの椅子(ベンチ)は「モンクスベンチ」という英国伝統のアンティーク家具です。モンクスベンチの名前は、戒律の厳しかった英国の修道院で使われていたことが由来とされています。修道士(モンク)が修道院に持ち込むことができた家具の数には制限があり、ひとつの家具でベンチにテーブルにと使えるように工夫されたことが始まりだとされています。

椅子やテーブルという機能以外にも、座面の下が収納となっているタイプもあり、西洋の歴史や文化を感じ取ることができる、伝統的な作りなんです。

椅子として使える状態のモンクスベンチ画像

こちらの画像は背もたれを倒してテーブル状にしたものです。背もたれとして使う面には、クロス(十字)をモチーフにした図柄やアーチ、貝殻など細かな装飾が施されていますが、テーブルの天板面には装飾が省かれています。

靴をはくときにはベンチとして使い、荷物があるときは小ぶりなテーブルとしても使えるため、玄関や、そしてリビングのアクセントとしてもオススメです。ひとつの家具で2つの機能が楽しめる、とてもフレキシブルで便利な家具です。一挙両得の機能があり、歴史や文化を感じられるというのも、アンティーク家具ならではの楽しさといえます。

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個性的な装飾が特徴的なモンクスベンチです。天板を下げればテーブルとして、天板を上げるとベンチとしてお使いいただけます。《…

可変するアンティーク家具をお店で確認!

これらの、ギミックがあり可変し、機能を合わせもつアンティーク家具は、実際に触って動きを確かめたくなるものですよね。当オンラインショップでは実店舗も運営しておりますので、是非ご来店いただき、家具をご確認ください。気になる商品がございましたら、商品を在庫している店舗までご連絡ください。

THE GLOBE・OLD FRIENDの店舗情報

アンティークの専門店「THE GLOBE」は、都内の本店と茨城県の 2 店舗、アンティークやヴィンテージを軸としたライフスタイルショップである「OLD FRIEND」は、関東に 9 店舗あります。こちらでは店舗別にアンティークやヴィンテージ商品をお探しいただけます。

step8. 家具の設置場所で気をつける点

木材は、気温や湿度の影響を受け、木自体が伸びたり縮んだりを繰り返します。 直射日光や湿気の多い場所、乾燥しやすいエアコンや暖房・加湿器具の付近に設置することは、割れや反り、家具の接合部分が痛む原因となりますので、避けましょう。

設置場所に気をつけていても、アンティーク家具の特性上、どうしても変形が起こる場合があります。経年変化もまたアンティーク家具の良さですので、味わいのひとつとして末永くお楽しみいただければ幸いです。

step9. 普段のご使用で気をつける点

熱いものや濡れたものが直接触れないように

アンティーク家具の輪染みの画像

アンティーク家具の多くは、着色剤の上に、天然素材のシェラックニスが塗られています。このニスは、現代の石油系合成樹脂塗料と比べて水分や熱に弱く、濡れたものや熱いものに長時間触れていると、画像のように白く変色することがあります。 すぐに拭き取れば基本的には大丈夫ですが、テーブルなどの場合は、コースターやランチョンマット、テーブルクロスをお使いいただくのが、キズ防止にもなりますのでおススメです。

普段のお手入れは乾拭きでOK

よい状態で末ながく使用していただくために、アルコールや水拭きは極力避け、普段はやわらかい乾いた布でこまめに乾拭きしてください。汚れがついた場合は、固く絞った布でサッと軽く拭き、必ず乾拭きもしてください。

step10. 数ヶ月ごとのメンテナンスで輝きを取り戻す

お使いいただくうちに、くすんできたり、小さな傷ができることもあります。数ヶ月~半年に一度、とくに季節の変わり目にはワックスをかけていただくと、耐久性・耐候性を復活させ、表面の艶も戻ります。多少の傷はワックスで目立たなくなりますよ。それにアンティークの魅力でもある艶が回復しますので、是非ワックスがけをおこなってください。

アンティーク家具用ワックスの画像

アンティーク家具のワックスのかけ方

用意するものは、
・アンティーク家具用のワックス
・綿布2,3枚(塗り広げる布と、磨く布とで何枚かあると便利です。)
・家具用ブラシ

  1. ワックスを布に取り、全体に塗り広げます。均一になるように、よくのばすのがポイントです。
  2. 15~20分程度そのまま乾かします。手で触れてもべたつかない程度まで乾かしましょう。
  3. 綺麗な綿布で、木目に沿って磨いていきます。彫刻部分や溝など細かいところは家具用ブラシを使います。
  4. 2,3の作業を、乾かしながら数回繰り返すと、より艶がでて綺麗に仕上がります。

購入前チェックポイントのまとめ

アンティーク家具の不安箇所解消のため、購入前のチェックポイント、そしてお手入れの方法をご紹介しました。お気に入りのアンティーク家具を見つけたら、購入前に、是非ご参考にしていただければと思います。アンティーク家具にはいろいろな種類の家具がございます。今回ご紹介した注意点をもって、失敗しないアンティーク家具選びを楽しんでください!

THE GLOBE・OLD FRIENDオンラインショップのカテゴリー紹介

THE GLOBE ザ・グローブ のアンティーク家具は、イギリスやベルギー、フランスなどのヨーロッパの家具が中心。カントリーの邸宅に合わせて大きいものもあれば都市部の部屋に合わせてこぢんまりしたものまで、近代家具の源流である、先人たちの知恵が大いに詰まった逸品が揃っています。

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