「折りたたんでしまえる」「運びやすい」「シーンに合わせて使い分けられる」そんな便利なアンティークテーブルがあることをご存知でしょうか。「アンティーク家具って素敵だけど置く場所がね」というお声をいただくことが多々ありますが、そんなイメージを持った貴方にお届けする、便利な折り畳み式テーブルをご紹介します。
今回ご紹介したいのが、折り畳み式のアンティークテーブル「ゲートレッグテーブル」です。
ソファに座りながら「ここにマグカップが置ける台がほしい!」と思っても、スペースに限りがある日本の住環境では、置ききれない!と断念しなければならなかったことはありませんか?
ゲートレッグテーブルは、広く天板のスペースが必要な際はリーフを持ち上げて天板を広げ、使わない時にはリーフを下げて、折りたたんで片付けられる、まさに使い勝手の良いアンティークテーブルです。支脚のゲートレッグによって天板はしっかりと支えられて安定感があり、軽食やティータイムも楽しめるテーブルとしてもお使いいただけます。
この家具は、幕板に格納されていた脚(Leg)が、門(Gate)のように開き、持ち上げた天板を支えるつくりから、ゲートレッグテーブル(Gate Leg Table 門脚式テーブル)といわれてきました。垂れ下がった天板の姿から名のついた、ドロップリーフテーブル(Drop Leaf Table)の一種になります。
そんな機能性の高いアンティークゲートレッグテーブルの利便性や、使用上の注意点をご紹介します。
3 つのゲートレッグテーブルの利便性
他のテーブルとは違った、個性的で利便性の高い一面を持つアンティークゲートレッグテーブル。1 台持っていても損はしません。当時の生活の様子や、家具職人たちのアイデアが詰まった優れものです。
- シーンに合わせて使い分けられる
- 持ち運びがしやすい
- 使わない時は収納しておける
シーンに合わせて使い分けられる
小さいサイズのゲートレッグテーブルであれば、ひとり暮らし用のデスクとして使うのもオススメです。テレワークでのお仕事中はパソコンデスクとして、プライベートな時はティーテーブルとして使い分けることが可能です。ソファの脇に広げてお茶を楽しみ、使い終わったらまた片付けられる自分だけのテーブル感。とっても便利です。
こちらは、脚をしまい両方の天板を下げコンパクトにした上で、コンソールテーブルとして使っている画像です。壁際で、中央の固定甲板をディスプレイ台として、ランプテーブルやフラワーテーブルとしても使えます。使い方を工夫することで、1 台 2 役、3 役と、生活シーンのさまざまな場面で活躍してくれるのが魅力的です。
更に、サイズの大きいゲートレッグテーブルであれば、片側の天板を引き上げ、3 人まで集える食事台としても機能します。片側は垂れ下げておいて、窓際や壁際に寄せると省スペースになるのも嬉しいですね。
先ほどの片開きのテーブル、もう一方の天板も水平に広げました。4 人用の臨時ダイニングテーブルとしてお使いいただけるサイズになりました。1 台のテーブルで急な来客に対応することも可能なのが嬉しい。また、ホールのセンターテーブルとしてお花を飾ったり、展示場や店舗での陳列台としても最適です。
持ち運びがしやすい
天板がたためるので、持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。普段は収納していても、急な来客でサッと出せる便利さが使い勝手の良さを実感させてくれます。持ち運ぶ際は、中央の固定甲板の長手を持つと安定して運ぶことができます。支脚は幕板の脇に収められ、両側に垂れ下がった天板が脚が暴れるのを防いでくれています。
使わない時は収納しておける
両サイドの天板を折り下げ、収納している画像です。天板を垂らして、家具と家具の間に収められるぐらいの幅になったゲートレッグテーブル。固定甲板の上にテーブルランプを飾ったりできます。小さく折りたたんでも、脚部分のツイストデザインがアンティークらしさを感じさせてくれています。
3 つのゲートレッグテーブルの使用上の注意点
天板が可動しない一般的なテーブルに比べ、注意したいポイントがいくつかあります。少しでも不安を解消し、末永くゲートレッグテーブルをご使用いただけたらと思います。
- 広げての使用中は、支脚にご注意ください
- 荷重のかけすぎにご注意ください
- 広げる際は、支脚を天板裏のストッパーまでしっかり可動ください
広げての使用中は、支脚にご注意ください
ゲートレッグテーブルならではの注意点として、天板を支えている脚に注意してお使いください。両サイドの天板は、可動させた支脚で支えられています。天板の上に食器などを置いたまま、もし足などで蹴ってしまって、支脚が閉じてしまったなら、天板が同時に折れ下がり、卓上のものが落下してしまいます。使用中は、可動する脚を押さないようにご注意ください。
荷重のかけすぎにご注意ください
可変式のテーブル全般に共通する注意点ではありますが、天板への荷重を必要以上にかける場合はご注意ください。脚と天板がビスなどで固定されいないため、天板の安定感はどうしても低くなっています。適切な使用方法で、食器や花瓶などを置いていただくのは問題ありませんが、重いものを乗せての作業などは、十分にご注意ください。
広げる際は、支脚を天板裏のストッパーまでしっかり可動させてください
脚を広げきらなくても、天板を脚に乗せることは可能ですが、ストッパーまで、きちんと可動させてください。使用中に極力脚が閉じないように、バランスを考えて位置づけられています。また、両方の天板を垂れ下げてのご使用は、中央の固定甲板のサイズによって、安定しない場合もありますのでご注意ください。
失敗しない、理想のゲートレッグテーブルを選ぶポイント
天板のサイズや高さなど、テーブルを選ぶ際には気をつけていただきたいポイントがいくつかあります。購入前にチェックして、失敗しないテーブル選びをしていただければと思います。
- 天板の大きさは、使う人数によって選びましょう
- 一緒に使用するイスの高さをチェックするのがテーブル選びの秘訣!
- 脚の形状も気をつけるのが失敗しないコツ
一般的なテーブルの選び方と共通する部分もありますが、テーブルを使う人数、天板と椅子との位置関係、また支脚の開き具合をチェックしておくことを、オススメします。一見魅力的でも、使いづらく感じてしまうと、これから先も大事につき合っていくことが難しくなってしまいます。
天板の大きさは、使う人数によって選びましょう
天板のサイズは、使用する人数によって必要なサイズが決まります。1人用のテーブルや、デスクとして使う場合は、幅:600mm、奥行:650mm程度のサイズが必要となります。2人用であれば、対面することを想定したサイズが必要になり、幅:800mm、奥行:800mm程度あると、ストレスなく使うことができます。4人で使用するの場合、幅:1,800mm、奥行:900mm程度で、肘と肘、人と人とがぶつかることが少なくなります。これらの数値は若干広めの数値となっており、1人あたり、幅:600mm、奥行500mm程度が、必要サイズとお考え下さい。
大きめのゲートレッグテーブルであれば、片側の天板を広げて2人用、両方の天板を広げて4人用としてお使いいただけるものが多くあります。普段は2人用、来客を想定して4人用の広さをイメージされているお客様には、必要に合わせて天板をたためるゲートレッグテーブルはまさにオススメです。
一緒に使用するイスの高さをチェックするのがテーブル選びの秘訣!
天板と、椅子の座面間の差を、専門用語で「差尺」といいます。心地よく使うための差尺は、シーンによって異なりますが、食事をするダイニングテーブルと椅子の場合は、差尺:250mm~300mm程度が妥当といわれています。
また、仕事用のデスクとして、パソコンを使う場合は更に20mm~30mmほど狭くした差尺が最適といわれています。パソコン作業では、食事よりも天板が低い方がタイピングしやすくなるためです。イスの高さをチェックして、使いやすい理想のテーブルをご確認ください。
脚の形状も気をつけるのが失敗しないコツ
ゲートレッグテーブルをご検討されているお客様から、「開いた支脚が座る時の邪魔にならないか」というお声をいただきます。脚のタイプは数種類ございますが、上のイラストのように、グレーに表記した脚や貫をよけるように座っていただくことで、通常のテーブルとほぼ同様にお使いいただけると思います。
とはいえ、可動する脚が、片側1本のタイプや、2本タイプのゲートレッグテーブルなどでは、折りたたんだ際の短手に座る場合、貫がジャマになってしまうこともあります。椅子を置いてみて、座れる位置をあらかじめチェックしてみましょう。
アンティークの折り畳み式テーブル、可変の仕組みをお店でもチェック!
可動部分のあるアンティーク家具、実際きちんと動作するのか気になってしまいますよね。当アンティークグループには、アンティーク専門の修理工房があり、ご購入時に気になる点がございました場合には修理を行ってからお渡しをしております。また、実際に「状態を確認しないと不安」「使い勝手を確認したい」といった場合は、関東に11の店舗を展開しておりますので、在庫している店舗にて動作をチェックしていただけます。在庫している店舗につきましてはオンラインショップの各商品ページ内の商品情報欄に表記がございます。店舗にて、実際にたたんで使い勝手を確かめたり、側にチェアを置いてみたりして、ご自宅での使用風景をイメージしてみてください。夢が広がります。
まとめ
便利な折り畳み式の、アンティーク「ゲートレッグテーブル」のご紹介はいかがだったでしょうか。使い方はいたって簡単なのに、使えるシーンが多い!持ち運びが便利!しまえる!といったいくつもの魅力をもつ優れたアンティーク家具!だということが伝わっていたら幸いです。